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マスターメイド バイオリン 

Museumssオークションハウス クリスティーズで、またストラディバリのバイオリンが競売になるようで、僕のまわりでは、バイオリンのエントリーばかりです。その仲間の記事にちなみ、バイオリンなどの楽器の製作、修復や研究、そしてストラド・モデルやガルネリモデルをコピー製作するマスターメイドバイオリンの話を。

Shu-Kun Cao、またの名を、Scott Caoでおなじみのバイオリン製作者は、中国人マスターです。パガニーニの愛用した 『カノン砲』のコピーモデルである1743 Cannonガルネリを製作。

楽器製作界で最も権威あるVSAコンクールを含む、数多くの国際コンクールで賞を取っており、それら6つの賞のうち、5つは「音色」での受賞しているScott Caoのカノン砲は、145万円。

写真は、三大名匠の弦楽器製作者であるアマティ、ストラディバリ、イエスのグァルネリらが、製作に励んだ地クレモアにある マスターメーカー。ここでは、マスターメイドのストラディバリがあり、アントニオ・ストラディバリによって使用されたフォームとツールのユニークな収集のThe Stradivari Museum (Museo civico Ala Ponzone)があります。

ストラディヴァリ博物館 Museo Stradivariano
Via Palestro 17 Tel:0372 4461886
バイオリン600、ヴィオラ12、チェロ50、ギター3が現存していますが、ここにも展示されています。ほかにストラディヴァリ自筆の設計図、模型、仕事道具、ポンキエッリの手書きの原稿なども。

Paul_blanchard_Cannon_ガルネリモデルコピー19世紀中頃フランスの楽器製作者JBヴィヨームは、パガニーニ の 愛 器 、 1742 年製グァルネリ ・ デル ・ ジェズ 「 カノン 砲 」を修理しながら、1週間でモデルコピーを製作。パガニーニの弟子のシヴォリが愛用しますが、パガニーニ本人が、どちらが本物かわからなかったという逸話があります。

右はクレモナ市立美術館での『Originali Modelli e Copie』での展示品。リヨンの名工Paul Blanchardの Cannonガルネリモデルコピー。

手工芸品とわれるバイオリンは、イタリア クレモアだけではなく、フランス、ドイツにもあります。フランスのメーカーであるVuillaume、Lupot、Chanotが有名です。

バイオリニスト フリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler)は、レコーディングやコンサートに最もよく使用したのはJ. B. Vuillaumeで、パガニーニがよくコンサートで使用し、シボリに与えたのもVuillaumeだったということです。

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