« クリムト、シーレ ウィーン世紀末展 パラス・アテナ(&MUSICⅡ) | トップページ | ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス アポロンとダフネ »

エゴン・シーレ ノイレングバッハの芸術家の部屋

458pxegon_schiele_070

ゴッホの「アルルの芸術家の寝室」(ゴッホの寝室)は、エゴン・シーレの擁護者カール・ライニングハウスが当時所有していたそうです。シーレがこの絵をみていたようですが、シーレは遠近法を使用せず、人物像や風景画を見るように、高い視点から鑑賞することができるということです。それはすべてを目にとめることができるのと同時に、鑑賞者自身がこの場面にいないということにもなります。

遠近法だと、鑑賞者がその場面に足を踏み入れる感覚がおこりますが、この作品には距離がある。

シーレの1911年作「ノイレングバッハの芸術家の部屋」は、ゴッホの寝室と比べ、こうした存在感覚の劇的な変化をあらわしているそうです。

Vincent_willem_van_gogh_135 ゴッホの寝室の贋作については、maki さんの以前の記事にありますので、参考に。

1889年 Vincent VAN GOGH  
「アルルの芸術家の寝室」わびしさ、狭さをドラマティックに描いたフィンセント・ファン・ゴッホに、僕は共感できます。

このゴッホの寝室のほかに、ヴァシリー・カンディンスキーの作品も、シーレの対象にあげられています。

Bed 「アインミラー通りの寝室」 1909年
シーレは「ノイレングバッハの芸術家の部屋」の翌年に、カンディンスキーらの「青騎士」への新会員を求めていないかを、フランツ・マルクあてに手紙を出しています。「青騎士」の展覧会などにシーレの作品が使われてます。

ワシリー・カンディンスキーの記事
ワシリー・カンディンスキー(ヴァシリー・カンディンスキー)
カンディンスキー と ミュンター

フランツ・マルクの記事
フランツ・マルク バーミリオン
フランツ・マルク(何の印象もないブログ

シーレはトイズコレクションが趣味のようで、ヒーツィンガー大通り101番地のアトリエの写真には、トイズコレクションのなかに、1912年度「青騎士」年鑑が、いっしょに飾られていたそうです。

追伸

TBが届かないみなさま、本当に何度も送信していますが、エラーになってしまいます。本当です。すいません。そのかわり、arei さん、楓さんをはじめ、仲間のみなさんの画像修正に力を注ぎますから、夏休み中は。arei さんも楓さんも、こっちのブログにはいってないよ~と言わないでくださいよ。本当にトラバしたんですよ!ブログもおそろいのURLにした仲じゃないですか。sai さん、助けてください。

|

« クリムト、シーレ ウィーン世紀末展 パラス・アテナ(&MUSICⅡ) | トップページ | ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス アポロンとダフネ »

「ART」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/85894/30743752

この記事へのトラックバック一覧です: エゴン・シーレ ノイレングバッハの芸術家の部屋:

« クリムト、シーレ ウィーン世紀末展 パラス・アテナ(&MUSICⅡ) | トップページ | ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス アポロンとダフネ »